人気のシャフト「スピーダーエボリューション」が装着されたドライバーの中古モデルで飛距離を伸ばしたい。おすすめ歴代モデルと人気のシャフトは?
本記事は上記のような思いをお持ちのゴルファーにお伝えする内容となっています。
※本ページにはプロモーションが含まれています
みなさんこんにちは!ゴルフアドバイザーのテトリです!
今回のテーマはドライバーです。過去に人気メーカーから発売された中古モデルの中から、おすすめするドライバーをご紹介します。
フォーカスするポイントは次の2つ。
①フジクラの「スピーダーエボリューション」5代目の50g台(569)か60g台(661)が装着されているドライバー
②この記事配信時点で中古のマーケットに購入できるだけの在庫があること

2010年代に大人気だったフジクラ社のカスタムシャフト『SPEEDER EVOLUTION(スピーダーエボリューション)』のシリーズ。
先中調子でヘッドを走らせて飛距離を伸ばしてくれる、いわゆる「走り系」のシャフトは、初心者から上級者まで、対象ヘッドスピードを問わず、幅広い層のゴルファーから高い支持を得ていました。
7代目まで発売された後、『SPEEDER NX』という新たなブランドが登場しましたので『EVOLUTION』ブランドは終了しました。ですが、数年を経過してくれたおかげで、中古のマーケットでは価格が下がり、かなりお手頃に購入することができるようになりました。
その『SPEEDER EVOLUTION』ブランドのなかでも、高い評価を得ていた大人気のモデルが、5代目の『SPEEDER EVOLUTIONⅤ』。スカイブルーを基調としたカラーリングで、ツアープロにも使用者が多かったシャフト。
走り系の代表作ともいえるスピーダーの5代目が装着されたドライバーの中古モデル。2018年から2020年にかけて発売された10個のドライバーがご紹介します。
この記事配信時点、中古のマーケットに在庫があることをベースとして、キズがすくない状態のイイ品 、逆にキズがちょっと多めの品ランク別の中古品の参考価格と在庫状況も同時にご案内していきます。
購入を検討しているかたは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①テーラーメイド M GLOIRE(エムグローレ)

ひとつめのモデルをご紹介します。2018年にテーラーメイドから発売された『M GLOIRE(エムグローレ』。
カスタムシャフトが装着されたドライバーとしては、すこし意外なモデルが登場しました。
なぜかといいますと、カスタムではない純正シャフトが装着されたスペックは、どちらかといえば、かなりの軽量級。Rフレックスでの総重量は273g。
テーラーメイドがラインナップしているブランドとしては、ダンロップのゼクシオと同じような、アベレージタイプのドライバーになるからです。
ただ、チタンとカーボンの複合構造になったヘッドは寛容性も上がり、ドローバイアスも強化されましたので、幅広い層の幅広いヘッドスピードのゴルファーから高い評価を得ることになります。
そういった背景があるからでしょうね、装着シャフトとしてみつけることができるのは、ほとんど50g台の569。それでも総重量は300g前後になります。
そして中古マーケットの価格です。このシャフト装着で、キズがすくなめのイイ状態の品でも2万円前後でみつけることができます。
やさしさ溢れるアベレージタイプのブランド、グローレのドライバーです。
中級者や上級者のみならず、初心者ゴルファーにもおすすめできるドライバーかと思います。
②タイトリスト TS2

2つめにご紹介するモデルは、タイトリストから2018年に発売された『TS2』。
先ほどのグローレブランドとは真逆。アスリートブランドのイメージそのままに、カスタムシャフト装着の品が圧倒的に多いモデルでもあります。
とくに、つかまりのいいタイプとして『TS2』は幅広い層のゴルファーから高い支持を得ていましたので、50g台も60g台も豊富な在庫を中古のマーケットではみつけることができます。
発売から7年を経過したんですね 大人気だったこのモデルも、カスタムシャフト装着でも、とうとう2万円前後で購入できるようになりました!
タイトリストのドライバーです。「とにかくカッコイイ」「スタイリッシュなテイストを求める」ゴルファーで、そして「操作性」よりも「つかまりの良さ」を求めるかたにおすすめしたいモデルかと思います。
③ダンロップ SRIXON Z785

それでは次のモデルをご紹介します、2018年にダンロップから発売された『SRIXON Z785』。
名器として高い評価を得ていた、ZXシリーズの前のモデルになります。
評価の高さでは前作に負けるかもしれませんが、その分コストパフォーマンスは抜群です!
アスリートブランドだけあって、装着されているのは、ほとんどが60g台の661。
そして中古マーケットの価格、キズがすくない状態の品でもなんと1万円台で購入することができます。
まずは一度、スピーダーのシャフトを体感してみたいかたには、このコストパフォーマンスの良さ!おすすめかと思いますよ。
④PING G410PLUS

それでは次のモデルをご紹介します、2019年にPINGから発売された『G410PLUS』。
名器が登場しました、他の記事でもご紹介していますが、なにしろ寛容性が抜群!
PINGのお家芸ともいえる高い慣性モーメントの威力は、発売から数年経過しても上級者に愛用者が多いほど。
装着されているのは569も661もありますが、名器たる証。
中古のマーケットでは まだまだ高値をつけています。
この年式で、この価格です。中古モデルとしてのメリットでもあるコストパフォーマンスの良さは、まったくアピールできません。
ですが、ドライバーとしての性能は抜群!
「とにかく直進性にすぐれたモデルが欲しい」、そして「スピーダーの飛距離性能との相乗効果を体感してみたい」。
そんなゴルファーにオススメしたい、トップクラスのドライバーです。
⑤キャロウェイ EPIC FLASH STAR(エピックフラッシュスター)

それでは次のモデルをご紹介します、キャロウェイから2019年に発売された『EPIC FLASH STAR(エピックフラッシュスター)』。
ボール初速をアップする機能『ジェイルブレイクテクノロジー』、そして「飛距離を伸ばすためには?」という問いをAIに投げかけて造られたフェース。
いまではスタンダードとなりつつあるテクノロジーたちの始まりともいえるモデルがこちらのエピックフラッシュのシリーズです。
そのシリーズのなかでも、カチャカチャが装備されていないSTARというタイプ。
総重量もそれほど重めではなく50g台が装着されたときの総重量は300g前後。ヘッドのつかまりも良く、初心者や中級者にもオススメできるタイプ。
さらには、コストパフォーマンスも悪くありません。
今回ご紹介する10個のモデルのなかでは、唯一のキャロウェイのドライバーです。
キャロウェイファンのかたで、スピーダーを体感してみたいゴルファーに、オススメするドライバーのひとつかと思います。
⑥テーラーメイド M6

それでは次のモデルをご紹介します、テーラーメイドから2019年に発売された『M6』。
スピーダーの5代目とテーラーメイドのドライバーのコラボレーション、このシャフトとヘッドの組合せ、じつに秀逸なんです。
飛距離の性能とドローバイアス、そして走り系の高評価のシャフト。この年代のドライバーとしては トップレベルのおすすめをしています。
さらには中古マーケットの価格、5年以上前に発売されたモデルです。ようやくコストパフォーマンスもよくなってきました!
なんと、2万円前後で購入することができます!
この性能でこの価格、メーカーやブランドにこだわりのない方でしたら、このドライバー、本当にオススメのモデルですよ。
⑦PING G410LST

それでは次のモデルをご紹介します、2019年にPINGから発売された『G410LST』。
先ほどご紹介した『G410PLUS』と同じ年式の同じシリーズ。
ですが、ヘッドのタイプはまるで違います。『LST』はロースピンテクノロジーの略、すなわち低スピンを促進させる重心設計。
高いスピン量で吹け上がってしまう球筋で、お悩みのゴルファーにオススメするタイプです。
ヘッドスピードが40m/s台、というよりは45m/s以上、装着されているのもほとんどが661で、総重量も重め。どちらかといえばハードヒッターに推奨するタイプの組合せ。
おすすめするゴルファーは少ないかもしれませんが、それだけに稀少価値がすごい。
中古のマーケットでは、まだまだ高値がついています。
「スピン量を減らしたい」、そして「直進性も求めたい」。
そんな願いをもつハードヒッターにおすすめするドライバーかと思います。
⑧ダンロップ XXIO X-eks-(ゼクシオエックス)

それでは次のモデルをご紹介します、2019年にダンロップから発売された『XXIO X-eks-(ゼクシオエックス)』の初代モデル。
ゼクシオブランドが出てきたのは意外に思われるかもしれませんね。レギュラータイプのゼクシオよりもやや重めの設定、対象とするヘッドスピードが40m/s台だっただけに、カスタムシャフトでのニーズも高かったということでしょう。
50g台の569装着ではありますが、マーケットには少なからず在庫を見つけることができます。しかもコストパフォーマンスもイイ感じ。
このモデルとシャフトの組合せ ぜひとも初心者に使ってみてほしい
やさしさとシャフトの走りを体感できる こちらも貴重なドライバーかと思います
それでは次のモデルをご紹介します
⑨ブリヂストン TOUR B X

それでは次のモデルをご紹介します。2020年にブリヂストンから発売された『TOUR B X』。
ブリヂストンの本格派、アスリートタイプのヘッドです。
この時期のラインナップが少ないこともあり、中古マーケットでの在庫、多くはありません。
そして装着されているのは、ほとんどが60g台の661。クラブ総重量は310gを超えますので、使い手も限られます。
PINGの『G410LST』と似ていますね。ヘッドスピードが45m/s以上のゴルファーで、ブリヂストンファンのかたに、おすすめしたいドライバーのひとつかと思います。
⑩タイトリスト TSi3

それでは最後のモデルをご紹介します。2020年にタイトリストから発売された『TSi3』。
さいごのさいごに、いちばんアスリートテイストのつよいモデルのご紹介となりました。
この10年の期間でタイトリストから発売されたドライバーのなかで、すでに名器のような評価を得ているモデルになります。
構えたときのビジュアルはディープフェース、完全な操作性重視のイメージ。もちろん実際の性能も ハイレベルな操作性を持ち合わせているのですが、見た目からは全く想像できないほど、寛容性が高い!
操作性が高いのに寛容性が高い、しかも高いレベルで共存している。中古のマーケットでみつかるのは ほとんどが60g台の661。つまり総重量も重い、このあたりはさすがアスリートタイプというところですね。
そして、今回のモデルたちの中では年式があたらしい部類に入るとはいえ、価格は5年前に発売された中古モデルとは思えないほどの高値がついています。
タイトリストファンのかた、そして名器の性能を味わってみたいかた。コストパフォーマンスは決してよくありませんが、おすすめしたいモデルのひとつかと思います。
まとめ
初心者から上級者まで推奨するドライバーたちが登場しましたね。それほどに幅広い層の幅広いヘッドスピードのゴルファーから高い支持を得ていたシャフトともいえます。
シャフトは、とくにドライバーなどのウッド系のシャフトは、「人気が高い=優れたシャフト」という図式がすべてのゴルファーに当てはまるわけではありません。
結果に結びつくのは、個々の相性次第。最適解を導き出すには、なにしろ、色々と試すしか方法はありません。
先中調子が合うのか、元調子系が合うのか、クセのない中調子がいいのか?
まだシャフトに着目して試したことがないかたは、ぜひ色々と楽しみながらTRYしてみてくださいね。
コメント