「せっかくクラブを買い替えたのにドライバーもアイアンも飛距離が落ちてしまった…、選び方が間違っていたのかな…?」
本記事は上記のようなお悩みをお持ちのゴルファーにお伝えする内容となっています。
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みなさんこんにちは!ゴルフアドバイザーのテトリです!
「年式が新しいほど優れている」「話題性があるほど飛んでくれる」、確かに不正解とまでは言えません。ですが、これだけでは100点満点の50点にも届きません。
あなたのドライバーの飛距離を伸ばすのに必要なのは、的確なブランド・モデルの選び方です!
2025年最新版!50代60代70代のゴルファーにオススメするゴルフクラブのメーカーとブランドをお伝えします。選び方次第でドライバーの飛距離は伸びます!
人気メーカーや話題性だけで選んでしまうと…
筆者のゴルフ仲間(先輩)からお聞きしたことがある実例でご説明しますね。
まずはコチラをご覧ください。

ヘッドスピードが38m/sくらい、ドライバーの飛距離は210ヤード前後のゴルファーです。
これまで使用していたのは、アベレージタイプの王道ともいえる「ゼクシオ」ブランドの9代目。
10年前に発売されたモデルを使っていたので、そろそろ買い替えようと、いろいろと聞いたり調べたりしたそうです。そこで得た情報が次の3つ。
②STEALTH(ステルス)というブランドはカーボンフェースで飛ぶらしい
③ロフトとシャフトは10.5度のRフレックスがオススメ
どれも間違いではありません。合っている情報ではあります。そこで、選んだモデルはコチラ。

こちらのドライバーに買い替えてから、ドライバーの飛距離が落ちてしまったそうです。
いちばんの理由は、クラブ総重量です!今まで使っていたドライバーよりも20g以上も重い!
ドライバーの総重量を語るうえで、20gの違いは大きな意味を持ちます。シンプルにヘッドスピードがガクンと落ちますからね。
直接的にに比例して飛距離も落ちますし、さらには振りやすさも損なわれるため、スイングを崩してしまうリスクさえあるくらいです。
ドライバーを買い替えるときは「比較」が重要なポイント
ゴルフクラブ、特にドライバーというアイテムは「方向性の安定感」だけでなく「飛距離」も要求されるので、「装着シャフト」と「クラブ総重量」の2つのジャストフィットは欠かせない要素になります。
フィーリングに類いされるシャフトというパーツは、ジャストフィットに出会うのが簡単ではない…、なかなか「コレだ!」というシャフトモデルは見つからないかもしれません。
ですが、クラブ総重量は出会いが困難ではありません。270g台、280g台、290台、おおよその適正重量がわかれば、純正シャフトが装着されていれば、コンセプトと連動しているケースが多いからです。
もし、あなたがドライバーを買い替えようとするならば、いま現在使っているドライバーのクラブ総重量を知っておいてください!ご存じでなければ、キッチンで使うような簡易なモノでも計測できますよ。
イイ感じで振れているならば、重さは変えないほうがイイ。もっと飛距離を伸ばしたいならば、少しだけ総重量が軽いドライバーをチョイスしてみる、などなど。
とにかく、ビフォーアフターを比較して検討することが大事です!
ちなみに、先ほどのゴルファーの方が3つのポイントを挙げていましたが、その意味での正解はコチラ。

Rフレックスが装着されていて、クラブ総重量は272g、今まで使用していたモデルと同じ。
ただ、テーラーメイドの歴代モデルの名器ともいわれるドライバーであり、カーボンフェースが採用された飛距離アップへの期待大の性能を持ったモデルでもあります。
シニア世代におすすめする人気ブランドとは?
各メーカーのカタログには、クラブ総重量やシャフト重量など、さまざまなデータ(数値)が記載されています。
ただ、NEWモデルならいざ知らず、過去モデルだと…。調べるにはちょっと時間も手間もかかりますよね。
ですので、シニア世代のゴルファーの皆さまに是非とも覚えてもらいたい人気メーカーのブランドをお伝えします!
いわゆる軽量タイプの、アベレージタイプのブランドです。ココをおさえておけば、少なくとも重過ぎるモデルやハードなスペックのモデルを間違って選ぶことは回避できます!
国産メーカーのダンロップ、海外勢のテーラーメイドとキャロウェイ。国内外、他にも人気メーカーはありますが、独断と偏見で選んだTOP3ということで、おすすめするブランドをお伝えします!
①ダンロップのブランド XXIO(ゼクシオ)
最初にご紹介するのは、やはりコチラになりますね。
「王道」「絶対王者」という表現がもっとも似合うブランドではないでしょうか。
2000年に初代モデルが登場して以来、現行モデルの13代目まで継続。20年以上もトップブランドであり続けている怪物ブランドです。
ダンロップというメーカーには、アベレージタイプの「XXIOゼクシオ」とアスリートタイプの「SRIXONスリクソン」があります。
そして、いま現在ではゼクシオブランドにも3つのシリーズがあります。
レギュラータイプの「ゼクシオ」、より軽量の「ゼクシオプライム」、そして少し重めのスペックになっている「ゼクシオエックス」。
「ゼクシオブランドを選んでおけば間違いない!」と言いたいところですが、「ゼクシオエックス」は対象外、クラブ総重量がレギュラータイプよりも約20g重いので、スペックとしてはスリクソンに近いくらいです。
さらに過去にさかのぼると「ゼクシオMiyazaki model」や「ゼクシオフォージド」というモデルもありましたので、ここだけ要チェックです!
見極めるコツはあります。シャフトのネーミングを見てください!純正装着されているシャフト名に「MP」という文字があればレギュラータイプのゼクシオです。
②テーラーメイドのブランド GLOIREグローレ
2012年に初代モデルが登場して以来、どの年代でも高評価モデルを輩出している日本限定のブランドです。
とくに評価が上がったのは、2018年に発売された「M GLOIRE」からでしょう。それまでのGLOIREブランドのドライバーには、可変式スリーブ(いわゆるカチャカチャ)が搭載されていました。ライ角やロフト角を変えられるというメリットはありましたが、このスリーブというパーツはそれ自体に重さがありますので、総重量を徹底的に軽くするにはデメリットとなっていました。
「M GLOIRE」では、このスリーブを搭載せず。おかげで、ご覧のような理想的な軽量タイプのアベレージコンセプトが実現しました。

以降、GLOIREブランドではスリーブ無しが定着します。
「M」の文字は、「マルチマテリアル」すなわちチタンとカーボンの複合構造を意味しますが、いま現在ではスタンダードとなったヘッドの造りは、飛距離や寛容性を確実にアップさせていくことになります。
そして、その後のモデルたちが威力を増していったのは、テーラーメイドがもつ革新的なテクノロジーたちを惜しげもなく搭載していったからです。

2020年に登場した「SIM GLOIRE(シムグローレ)」は、テーラーメイド独自の飛距離をアップする機能「スピードインジェクション」が搭載。
方向性を安定させる「ツイストフェース」も搭載、さらには「貫通型スピードポケット」や「イナーシャ ジェネレーター」など、独自のテクノロジーが満載になっていきます。
そして、2022年に登場した、史上最強ともいえる「カーボンウッド」というテクノロジーが、ついにGLOIREブランドに搭載されたのが、先にご紹介した「STEALTH GLOIRE」。
やや重めでスリーブも搭載された「STEALTH GLOIRE+(ステルスグローレプラス)」というモデルもありますので、ここだけ要チェックですね。
③キャロウェイのブランドネーミング MAXFAT
キャロウェイには、ダンロップの「ゼクシオ」やテーラーメイドの「グローレ」のようなブランドがありません。
「BIGBERTHA(ビッグバーサ)」というブランドはありますが、キャロウェイの主力としては別のネーミングがあります。
それが「MAXFAST(マックスファスト)」です。
「EPIC(エピック)」「ROGUE ST(ローグST)」「PARADYM(パラダイム)」などのブランド名のあとにMAXFASTという文字がついているのが軽量タイプのカテゴリーと思ってください。

MAXやLSや◆◆◆(トリプルダイヤ)などのモデルネーミングがついているキャロウェイ。
ブランドではカテゴライズされていませんが、モデルネーミングさえ間違えなければ、適正なアベレージタイプのドライバーをチョイスすることができますよ。
さいごに
クラブ総重量が違うと、スイングやヘッドスピードにどれだけの影響を与えるか。
ショップで売っている鉛をヘッドに貼ってみると明確にわかると思いますよ。その場合は総重量だけでなくバランスも変わってしまうので、なおさら振り心地の変化を実感できると思います。
繰り返しになりますが、買い替えるとき、慣れ親しんだドライバーがあるならば、必ず比較してくださいね。
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