なぜツアーADのCQコンクエストは絶賛されるのか?分布図を基にCQの稀有な特性を解説

ゴルフ豆知識

「100を切ったのでそろそろカスタムシャフトを使ってみたい。TOUR-ADを使うとしたら、おすすめのシャフトは?」

本記事は、上記のような問いにお応えする内容となっています。

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みなさんこんにちわ!ゴルフアドバイザーのテトリです!

90切り80切りを目標としている中級者におすすめしたいTOUR-ADのシャフトは『TOUR-AD CQ』。タイプ分布図では高弾道でドローボールの域にカテゴライズされる特性のシャフトです。

TOUR-ADシャフトの分布図でタイプを解説

まずはコチラをご覧ください。グラファイトデザイン社のデータを基に、筆者の独断と偏見で作成した分布図です。主張が盛り込まれてはいますが、それほど間違ってはいないと思いますよ。

『TOUR-AD CQ』は、高弾道でドロー系、図の端に位置しています。中調子とはいえ、走り系にカテゴライズされているといっても過言ではないでしょう。

TOUR-ADシャフトが王道であり続ける理由

TOUR-ADというシャフト、そしてブランド。あえて明確なキーワードで表現するならば「グレートスタンダード」が似合う。

中調子でクセがないのがTOUR-ADシャフトの特徴。長年にわたり根強いファンが多いのは、一度気に入ったら他のシャフトを使えなくなるくらいの「唯一無二」感が溢れているからともいえます。

松山英樹プロが『TOUR-AD DI』を長年愛用しているのは良く知られているし、ツアープロには『TOUR-AD PT』や『TOUR-AD TP』の愛用者も多い。まさにカスタムシャフト界の王道。

極端に走り過ぎるわけでもなく、ガチガチの元調子系でもない。素材や製法は時代に合わせて進化していても、偏り過ぎていない性能を味わわせてくれる。

分布図の中央付近に位置するシャフトたちが名器のような存在感になっているのは、それが第一の理由だと思います。

TOUR-AD歴代モデルの中でも稀有な存在

『TOUR-AD CQ』の性能は、いわゆる「走り系」に属します。

王道に反しているわけではないし、異端児のような存在でもない。TOUR-ADがもつある種の安心感を保ちつつ、ヘッドを走らせてくれる性能をも持ち合わせている。

「走り系」というキーワード。フジクラ社のスピーダーブランドが代名詞のような存在になっていますが、『Speeder EVOLUTION』はブランド名を変えて『SPEEDER NX』へと変革を遂げました。EVOが持っていた過ぎる走り系の性能は、それを求めないゴルファーには全く合わないシャフトにもなってしまいますが、NXは汎用性を高めたともいえます。スピーダーブランドは、幅広いゴルファーにフィットしやすい存在にシフトしてきました。

そんなマーケット状況に登場した『TOUR-AD CQ』は、グラファイトデザイン社の会心の一撃だったと、筆者は勝手に評価しています。

現行モデルのラインナップからは消えてしまいましたが、『TOUR-AD DJ』『TOUR-AD MJ』『TOUR-AD VR』などの同タイプのシリーズは、熱烈なファンが実際に沢山いました。TOUR-ADの走り系は、とにかくフィーリングが良く、心地良さが抜群だっだんです。これは筆者だけの見解ではありません。PTやTPのファンも多数いたのは事実ですが、長年使い続けるという意味では、ツアーADの「走り系」は決して負けてはいませんでした。

唯一無二感を味わえるTOUR-ADのフィーリングのなかで、ヘッドを走らせてくれる性能をも持っている。「稀有」といわずして、なんと表現すればよいのか。

TOUR-AD CQとドローバイアスヘッドの相乗効果

ヘッドを走らせてくれるシャフトと、ドローバイアスが効いたヘッドの組合せ。考えただけでスライス回転が消えてくれそうですよね。

ドライバーの性能は進化のスピード感が凄まじい。1990年代から2000年代に登場したチタン素材の採用は460CCまでヘッドを大型化させてくれましたが、2010年を過ぎてから登場したカーボンやアルミニウムとの複合構造は、ドライバーが持ち得るパフォーマンスを一段上のステージまで上げてくれました。

それまでの最優先案件に位置していた「ディスタンス」を追求するのではなく、ゴルファーの個性にフィットすることで球質をグレードアップさせる「カテゴライズ」の質を向上することが可能になったのです。

インパクトの前後と瞬間に、ヘッドは仕事をします。ヒール側に重心が寄っていればヘッドが返りやすい。すなわちスライス回転を減らす仕事をしてくれる。

フェース寄りに重心があれば、打ち出しで低スピンにしてくれる。ハードヒッターが悩みがちな高スピンを抑制する仕事をしてくれる。

ある人気メーカーの統計によれば、世のゴルファーの7割がスライスで悩んでいるそうです。ニーズが多ければ、メーカーの開発にも力が入るのは必然。ドローバイアス性能が優れたドライバーが数多く登場して、2020年を過ぎた現在では、NEWブランドが発売されたときにドローバイアス強化タイプは当たり前のようにラインナップされるようになりました。

『TOUR-AD CQ』が最大限のパフォーマンスを発揮するための相棒は、選ぶのに困らない。テーラーメイドにもキャロウェイにも選択肢はあります。

この次は、おすすめモデルたちをご紹介しましょう。

CQとドローバイアスのコラボレーション

ドローバイアスが効いたドライバー、他にも沢山ありますが、CQが装着された品が中古マーケットにあるとなると、数多いわけではありません。

ヘッドの性能にもフォーカスしてご紹介したいですからね。まだまだ色褪せない年代のモデルたち、中古品でも高値がついている高評価モデルをご紹介します。

テーラーメイド STEALTH GLOIRE+

テーラーメイドステルスグローレドライバー

2023年に発売されたモデルです。

テーラーメイドが日本市場限定で発売しているアベレージタイプのブランドですが、レギュラータイプに位置する『STEALTH GLOIRE』は軽量で脱着式スリーブも装備されていません。

こちらの『STEALTH GLOIRE+』はやや重め。スリーブもついていて、標準シャフトにカスタムシャフトがラインナップされていたこともあり、中古クラブマーケットにも在庫があります。

ドライバーのフェースにカーボンを採用した『カーボンウッド』テクノロジーは、登場から4年を経過して、すっかりお馴染みになりましたが、登場前と登場後の性能に歴然とした差があるのは間違いありません。

50g台の『TOUR-AD CQ5』が装着されたクラブ総重量は300g前後。ヘッドスピードが40m/s台前半のゴルファーにおすすめしたいスペックになっています。

キャロウェイ PARADYM X

キャロウェイパラダイムエックスドライバー

こちらも2023年に発売されたモデルです。

EPICでもなくROGUEでもなく、まったく新しいブランド。そしてコンセプトを示すモデルネーミングも新しい。Xという文字がドローバイアスのしるし。

こちらも50g台装着の品がほとんど。ただ、中古市場の在庫は豊富ではありません。キャロウェイファンで興味をもった人は早めの検索をオススメします。

CQと低スピンタイプのコラボレーション

テーラーメイド STEALTH2 PLUS

テーラーメイドステルス2プラスドライバー

こちらも2023年に発売されたモデル。

低スピンタイプのヘッドとの相性、決して悪いわけではありません。むしろ、最も飛距離が出てくれる球筋「高弾道低スピン」をオートマチックに作ってくれる意味では、頼りになる組合せといってもいいでしょう。

このモデル、STEALTHブランドの2代目にあたりますが、初代よりも評価が高く、中古市場の在庫は驚くほどに豊富です。

CQの60g台が装着された品はそれほど豊富ではありませんが、見つけることはできますよ。

さいごに

シャフトを語るのはフィーリングを語ること、すなわち伝達には限度があります。こればかりは実際に打って体感してもらうしかありません。

試し打ちの場では、比較が絶対! バリエーションが豊富なTOUR-ADならでは、『TOUR-AD VF』があればフィーリングの違いは、すぐにわかるでしょう。

「どちらが優れているか」ではなく「どちらが好みか」という比較です。是非とも体感してみてくださいね。

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