ラウンドでトリプルボギーとダブルボギーが5つもあって、ベストスコア更新を逃してしまった…。大叩きの原因を知りたい。防ぐ方法は?
本記事は、上記のようなお悩みをお持ちのゴルファーにお届けする内容となっています。
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みなさんこんにちは!ゴルフアドバイザーのテトリです!
90切り80切りを目指す中級者ゴルファーにとって、ダボ(ダブルボギー)やトリ(トリプルボギー)はメンタル的にもつらい…、ベストスコア更新を妨げる大きな痛手です。この記事では、ちょっとした考え方だけで防ぐことができる簡単な方法をお伝えします。
90切り80切りのためにはダボとトリを減らしたい
ラウンドで90を切るためには、18ホールをすべてボギーであがれば90、ひとつでもパーをとれば89、理論上可能です。
ラウンド90切り80切り、この目標を持っているゴルファーでしたら、ドライバーのどスライスも減り、アイアンのシャンクも少なくなり、アプローチのザックリも滅多に見なくなり、18ホールが落ち着いてきているSTEPにいるかと思います。
ということは、1ホールでのダボやトリは大きな痛手になりますよね。ダボがひとつあるだけでも、パーをひとつ増やさなければならなくなる。トリがあればバーディーが欲しくなってしまう。
結果的に、スコアの上でもメンタル面でも追い詰められ、平常心を失いスイングの再現性も下がり、ベストスコア更新を逃してしまうことになる。
たかがダボ、されどダボ。パー4での6、パー5での7は、実に見たくない数字となってしまうわけです。
OBもワンペナもない「素ダボ」を失くすこと
同じダボでも、「素ダボ」は避けたい!
「素ダボ」とはOBやワンペナがないのにダブルボギーになってしまうこと。70切りを目標にしている上級者が素ダボを打つと「あぁ素ダボをやってしまった…」と自分を責めることさえある、ラウンドでは何が何でも避けたい状況のひとつ。
アイアンやアプローチでのシャンクなど、突然出てしまう究極の極端なミスはある意味で仕方ありません。予期せずOBに飛んでしまうこともありますし、シャンクが止まらなくなるとスコアにならなくなってしまいますからね。
しかし、OBもなく、ワンペナもなく、そしてシャンクみたいな極端なミスもなくダボを打ってしまうことは、とにかく避けたいし、上級者にとっては恥ずかしくさえある。
なぜならば、スイングやショットの悪さよりも、もっと簡単なコースマネジメントのミステイクでダボになってしまっているからです。
コースマネジメントのレベルアップだけで大叩きを防げる
「コースマネジメント」というキーワード、ご存じですか?
もし、この記事を読んでくれているあなたが初めて聞く言葉だとしましたら、この機会に是非とも覚えてください。ゴルフをしない人は聞いたこともない言葉かも、ですが、80切り70切りのステップにいるすべてのゴルファーが知っている言葉です。知らずにプレーしていたとしても、必ずラウンドで実践している考え方です。
むずかしく考えることも身構える必要もありません。じつにシンプルな考え方なんです。説明するとすれば「あなたが最小スコアでホールアウトするために最も高い成功率を選択すること」という考え方です。
まず覚えて欲しいのは、「あなたが」と限定していること。すべてのゴルファーに通じる選択ではないということです。生じるミスの種類、規模と頻度は、ゴルファーによって違いますよね。比例して、選択するときの判断基準にも差があるということです。
そして「高い成功率を選択」というフレーズ、これが「コースマネジメント」の全てと思ってください。最もわかりやすいシチュエーションは、グリーン上のパッティングです。
「上りのストレートライン」と「下りのスライスライン」のどちらが1パットでカップインする確率が高いか?答えは前者ですよね。確実にカップインできるとはいえませんが、確率という視点では比較にならないくらいです。
では「上りのストレートライン」からパットを打つためには、それまでのショット(アプローチも含む)でどんな選択をすればよいのか?これが「コースマネジメント」です。
パー4でのセカンドショット。ただ「ナイスショットを打つ」ことだけを考えるのではなく、グリーンのアンジュレーションとピンポジションを事前に知り、上りのストレートにつけることを考える。これも「コースマネジメント」。
グリーンの狙ったところに打つためには、より確率を高くするために、より短い距離でフェアウェイのフラットなライから打ちたいですよね。そのためにはどんなティーショットが要求されるのか?これも「コースマネジメント」。
全部が全部、最善の結果につながるとは限りません。そして全ホールでバーディーを狙うわけでもありません。それは「高い確率での成功」が前提にあるからです。ミスがでる可能性を加味して考えると、「理想」よりも「現実」に偏ったショットを選択する。「一か八かのバーディー」よりも「高い確率でパーをとれる」ショットを選択する。
これが、ラウンドを終えたときに、あなたにとって最小のスコアを実現してくれる「コースマネジメント」です。
コースマネジメントの具体例>パー3編
ラウンドではさまざまなシチュエーションに出会います。ゴルフは大自然のなかで楽しむスポーツですから、風の強さや方向、気温の高さや湿度など、同じ条件下で打てるショットは二度とありません。
ゴルフ場もたくさんありますから、計算すると、シチュエーションの数は数字で表せるレベルではないことがわかるでしょう。
とはいえ、具体的なコースマネジメントも知りたいですよね。そこで簡単な例をお伝えします。じつにシンプルなシチュエーションなので、これから覚える人にも理解しやすいと思います。
120ヤードのパー3。打ち下ろしも打ち上げもなし、グリーン手前に花道があるが左右にはガードバンカーがある。グリーン面は奥が高くて手前が低い受けている傾斜、ピンポジションは右奥。
きわめてオーソドックスなコースレイアウトですが「右奥のピンポジション」というシチュエーション、ここがポイントです
さて、グリーンキャッチ以外で避けたいリスクは、次の2つ。
- リスク①左右のガードバンカー
- リスク②グリーン奥のラフ
百歩譲ってグリーンを外すならば、手前の花道が望ましい。
番手チョイスや風の読み、さまざまな要素をふまえてショットをイメージしますが、「コースマネジメント」の視点では「理想」よりも「最悪を避けて」考えたい。
「理想」はベタピンです。ですが「右奥のピンポジション」と考えると、リスク②がある以上無理は禁物、グリーンセンター狙いがベストと言えるでしょう。
このホールで考える1つ目のコースマネジメントは、シンプルに「グリーンセンター狙い」。
とはいえ、ミスが出ることもあります。例えばPWで打ってトップが出たとしましょう。グリーン右奥に外してしまうミスです。ダウンヒルのアプローチでグリーンエッジからピンまで下りのライン、しかも右奥のピンポジションですから、最も外してはいけないエリアです。
ですが、ミスはミスです、ここでは2つ目のコースマネジメントを考えます。それは無理をしないこと、上に残さないこと、多少長めのパットが残っても上りのラインにつけること。
無理をしてフワッと上げるアプローチをしようとすると、ミスした時、また下りのラインが残ることになります。寄らず入らずだと「素ダボ」になる、このシチュエーションからは最も避けたいミスです。
ティーショットでひとつ大きなミスをしたので、いい意味で開き直る必要があります。それは「パーは奇跡、ボギーで良しとする、絶対にダボにしない」ということ。もうひとつ同じホールで大きなミスをすると、素ダボや素トリになります。これは絶対に避けたいこと。
ティーショットでナイスショットを打てて、上りのストレートラインでバーディーパットを打てるときは、バーディー奪取を楽しみながら全力を尽くす。でも、大きなミスをしたときは、真逆の方向に気持ちを切り替えます。上記のシチュエーションでいえばボギーでナイスと思う、あわよくば上りのロングパットが入れば超ラッキーと思う。
このプラスマイナスの気持ちの切り替えも、コースマネジメントの土台といえるでしょう。大きなミスをして引きづってしまうと、冷静さを失いコースマネジメントどころではありませんし、そもそも開き直ることもできません。
チャンスのときは気分よく果敢に攻める、ピンチのときは冷静になって徹底的に守り抜く。
攻守の切り替えともいえますね、コースマネジメントの本質、是非とも覚えてください。
さいごに
豪快なドライバーショット、ベタピンにつけたときのアイアンショットの喜びや達成感、ゴルフというスポーツの醍醐味ですよね。
「コースマネジメント」を説明すると、上記のようなスポーツがもつ爽快感とは別物のようで、拒否反応を示す人もいます。
ですが、「コースマネジメント」を極めていくと、その効果でラウンドのスコアが更新されていったとき、さらに上質な達成感を味わうことができますよ。これは、80を切り70を切った人にしかわからない領域です。
ひとつ確かなこと、決して天才的な人にしか味わえないことではない、真剣に取り組み精進していけば、心技体がともなえば、誰にでもチャンスはあります。これは間違いありません。
「スイング再現性の向上」と「コースマネジメントのレベルアップ」、同時進行で取り組んでみてくださいね。
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