「とにかく飛んでくれるゴルフボールが欲しい!飛距離アップに最適なゴルフボールは?」
本記事は、上記のような願いをお持ちのゴルファーにお伝えする内容となっています。
みなさんこんにちは!ゴルフアドバイザーのテトリです!
今回のテーマは、ゴルフボールです。
クラブ、シューズ、グローブなど、ラウンドで必要なアイテムはいくつかありますが、そのなかでもゴルフボールは特別な存在感をもっています。
クラブにもシューズにも、モデルごとのデザインの違いがありますし、そのビジュアルから ある程度のパフォーマンスの違いも認識することができますよね。
ですが、ボールはほとんど一緒です、ロゴのデザインが違いくらい。ホワイトの他にイエローやピンクなどのカラーボールもありますが、ビジュアルだけで性能の違いをジャッジするのはむずかしい。
ひとつのメーカーから発売されているモデルが2つや3つくらいなら価格をみれば性能を推測できますが、ダンロップやタイトリストなどの人気メーカーから発売されているモデルの数は本当に多い…。
どのモデルがどんなタイプなのか?
今回は、数多くあるゴルフボールのなかでも飛距離の性能にフォーカス。
「とにかく飛んでくれるボールが欲しい!」という願いをお持ちのあなたに、モデルごとの性能の違いと選び方、この記事配信時点のタイミングで、おすすめするゴルフボールの最新モデルなど、さまざまな情報をお伝えしていきたいと思います。
ぜひ最後までごらんください
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ゴルフボール ディスタンス系とスピン系の違いと比較
さて、それでは早速スタートしましょう。
まずは、ゴルフボールにはどんなタイプがあって、どのような性能の違いがあるのか?
ラインナップしているモデルが多過ぎず少な過ぎず、パフォーマンスに明確な違いもあって説明もしやすい、ダンロップのモデルを例にしてご説明を進めていきますね。
こちらをご覧ください。
現行モデルとしてラインナップされているのは11タイプ。
参考までに、1ダースあたりの市場価格も記載しています。価格設定に幅があることをふまえて、おおよその数値にしています。1万円台のモデルもあれば2千円前後で購入できるモデルもあります。
ご覧のモデルたち、違いがわかりやすいように意図的にならべています。いちばん上の3タイプは、それ以外とは決定的に性能が異なるのです。
いわゆる「スピン系」のタイプ。ウレタンカバーが採用されたコントロール性能重視のゴルフボール、アイアンショットやグリーンまわりのアプローチで、スピンコントロールをもとめたいときに、優れたパフォーマンスを魅せてくれる構造になっています。
今回は「飛ぶゴルフボール」にフォーカスした内容にしていますので、こちらの3タイプは省いてお伝えします。けっして飛ばないわけではないのですが、明確にタイプが異なりますので、また別の記事でご説明したいと思います。
さて、残りの8つのモデル、いわゆる「ディスタンス系」というカテゴリーに思われるかもしれませんが、その前に明らかな構造の違いがあります。
上の4つは3ピース以上、下の4つが2ピース。何層の構造になっているかの違いがあるのです。
ゴルフボールの性能をあらわすひとつの目安でもあります。いちばん外側の白いカバーを1層、これで完結していれば1ピース構造のボールということになりますが、一般的で普段練習場で打っているのが、このタイプになります。
そして内側にコアがある造り、こちらは2層構造、これが2ピースのタイプになります。下の4つのモデルがこの構造になっています。
たいして、上の4つはご覧のとおり、3層の構造になっている3ピース。
他のメーカーには4つや5つの層になっている4ピースや5ピースもあります。
飛ぶゴルフボールの選び方 2ピースと3ピースの違い
では、構造の違い、2ピースと3ピースで何が違うのか?
2ピースはカバーとコアだけですが、3ピースはもうひとつ、ミッドとよばれる層があります。
この多層構造がそれぞれのゴルフボールにもとめられたパフォーマンスの質を、さらに上げてくれるのです。
今回フォーカスしているディスタンス系でいうならば「高打出し低スピン」という、最も飛距離が伸びる球筋をボールの性能で造りだすこと、この多層構造がその働きをしてくれるのです。
さて、では3ピースをつかえば飛距離が伸びてくれるのか?じつは、これだけではまだ説明不足なのです。
クラブのシャフトに種類や重さがあって、ヘッドスピードに応じた選び方があるように、ボールのタイプにも、3ピースのモデルのなかでも、違いが明確になっているのです。
メーカーによっては、この違いを対象とするヘッドスピードで記載してくれているところもあります。
スリクソンブランドの2つのモデル、対象としているヘッドスピードが40m/s台。インパクトの瞬間の打感も 少しだけ硬めになっています。
たいしてゼクシオブランドの2つのモデル、対象としているヘッドスピードは40m/s未満。コアもミッドも、とにかく軟らかさを重視した造り、とにかく飛距離を追求した構造になっています。
とくにゼクシオブランドの2つは、ドライバーで打ったときの打感の軟らかさは天下一品です!
ボールがつぶれている、反発力を実感できるフィーリング。もし、こちらをご覧になっているあなたがヘッドスピード40m/s未満のかたでしたら、ゼクシオブランドの2つのモデル、本当にオススメかと思います。
2025年最新版 ディスタンス系のおすすめゴルフボール
さて、ここで終わってしまうと他のメーカーのファンの人に申し訳ありませんので、ブリヂストン・タイトリスト・キャロウェイがラインナップしているモデルのなかで、多層構造、そして飛距離重視のモデルをピックアップしてご紹介します。
もし、スピン系とディスタンス系の違いをチェックしたいときがありましたら、カバーの素材を確認してみてくださいね。
トーナメントプロが使うような本格派のスピン系には、例外なくウレタンカバーが採用されています。アイアンやウェッジのショットで溝にくいつきやすいように、軟らかいカバーになっているのです。
もちろん、スピン系タイプも、もれなく多層構造になっています。飛距離を求めるドライバー、スピンコントロールを求めるアイアンショット、場面に応じて全く異なるパフォーマンスを求められるので、より多層構造の威力が発揮されることになります。
スピン系のおすすめモデルについては、また別の記事でご紹介する予定ですので、ご覧いただければと思います。
ちなみに、こちらでご紹介しているダンロップの「ゼクシオリバウンドドライブ2」、そしてキャロウェイの「ERC SOFT」ですが、この記事配信時点のタイミングではモデルチェンジの合間なのか、マーケットでは、すこしお安くなっているところもあります。
ダンロップ ゼクシオリバウンドドライブ2
とくにキャロウェイの『ERC SOFT』は、新作として発売されていたときは6千円台だったモデルが3千円台に。
キャロウェイ ERC SOFT
クラブやシューズと同じですよね、モデルチェンジなどとタイミングが合うと掘り出し物に出会えることがある。
3ダースまとめ買いだと、さらにお買い得になっているケースもあります。
まとめ
ディスタンス系というカテゴリーのなかでも、モデルごとにフィーリングの違いがあります。微妙な違いかもしれませんが、いくつかのモデルを体感してみると、好みのフィーリングがみつかることもあります。
クラブと同じですよね、一度に大正解にたどり着けることはなかなかにむずかしいかと思います。
ぜひ、ゴルフボール選ぶも「楽しみながら」の気持ちで、色々と試してみてくださいね。
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