「なかなか100を切れない!100を切るためにはどうすれば?おすすめの練習方法は?」
本記事は、上記のようなお悩みをお持ちのゴルファーにお届けする内容となっています。
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練習方法は?
みなさんこんにちは!ゴルフアドバイザーのテトリです!
「70台でラウンドする人は、どんな練習をしていますか?」この問いには、筆者自身いつも同じ返答をしています。
ラウンドで課題をみつけて、長所は再確認程度、残りの時間は短所を集中的に練習する。
手応えがあったショットはもう一度打ってみて引き出しのひとつ(候補)にする。逆に、ミスが出たショットは念入りに球数を費やして改善を図る。
つまり、決まった練習方法はありません。もちろんドリル方式で毎回同じ練習をしている人もいるでしょう。ルーティンがあって繰り返すことで体得するイメージです。
ですが、この方法には時間が必要です。とはいっても、豊富な練習量はなかなか確保できませんよね。
ならば、ひとつひとつ課題をもってクリアしていく。同じミスを繰り返さないようにするだけでも、意味があります。
今回お伝えしたいことは、このプロセスと似ています。
なぜ100を切れないのか?その理由をロジカルに考えるのです。
ちょっとゴルフらしからぬ専門用語が出てきましたが、これを「分析」という言い方に変えたら、聞こえはいかがでしょうか?
いまでは、さまざまなスポーツの最先端で、分析という作業は欠かせない要素になっています。
自らの動きも傾向も、対戦する相手に関しても、すべてはデータに基づいて分析して、最高の準備をして実戦に挑む。
ゴルフのラウンドについても、同じ考え方で対応することが可能です。
というよりも、上達への最短ルートといっても言い過ぎではないと思いますよ。
ひたすら練習場で球数を打つ。調子のイイときも悪いときもあるでしょう。ただ、ちょっと理屈っぽい言い方をすると、この練習には根拠がないのです。確実なステップアップもありません。だって球を打っているだけですから。
上達するためには、課題をみつけてクリアしていくこと。そして積み重ねていくこと。
間違いなくあなたの糧になっていきますし、それはスコアの更新につながることです。
では、どのようにして、ロジカルに、自分を分析していけばよいのか?
100を切るために何ができるか
100を切るためには、どうすればいいのか?このことをロジカルに考えるときに、ちょうどいい目安があります。
1ホールをすべてパーであがればパープレーの72。
1ホールをすべてボギーであがれば、18オーバーの90。
1ホールをすべてダブルボギー(以下ダボ)であがれば、36オーバーの108。
つまり「なぜダボを打つのか?」この原因を分析して、ボギーにするだけで100を切ることができます。じつにシンプルです。
「簡単に言うけど…」と思っている人、多いかもしれませんね。
なぜかというと、原因がひとつではないケースがほとんどだからです。ドライバーのミスもあったし、バンカーも1回で出なかったし、3パットも何回かあったし…、というように。
複数の課題が目の前にあると、解決することが多くなって、どうしてもゴールを遠く感じてしまいます。このことが、思考を一層ネガティブな方向に向けてしまう。
ですが、先ほどのようにシンプルに考えれば、気持ちもポジティブになってくれます。
この思考の転換、じつはとっても大事なのです。
ゴルフのラウンドにおいて、マイナス思考は何の役にも立ちません。はっきり言って害しかありません。「このアプローチざっくりしたらどうしよう」「このドライバースライスしたらどうしよう」「この短いパット外したらどうしよう」➡全部マイナスな思考ですよね。
この思考は「石橋を叩いて渡る」という、いわゆる「堅実さ」とは全く違います。
ただの「不安」でしかありません。スポーツというジャンルに適した表現をするならば「プレッシャー」でしかないのです。
わざわざ好んでプレッシャーを生み出すことはありませんよ、もっとシンプルに、ポジティブに考えていきましょう!
もう一度言います、100を切るのは簡単です、原因を分析して対処すればいいのです。
ラウンドの振り返りと順位付け
ポジティブな思考で、100を打ったラウンドを振り返ってみましょう。
全ホールの全ショット、全パッティングを思い出すのです。そして書き出してみます。
さまざまなシチュエーションがあると思いますが、全てのミスを次のように分類してください。

どのアイテムで、どんなミスが何回出たのか?
ミスの回数と、上の点数を掛け算して、合計の数値を計算してみてください。
点数が高いほど、課題山積のアイテムというのはわかると思いますが、その前に優先順位があります。いちばん左列のABCです。
もしフェアウェイウッドとユーティリティーの点数が高いとしても、最初に練習量を増やす必要はありません、変な表現ですが後回しでいいです。
次にBです、意外かもしれませんが、ドライバーはAではありません。
もっと大事なのは、アイアンとアプローチとパッティングです。
もし、このアイテムたちの点数が高ければ、費やす時間を優先させて練習量を増やす必要があります。
アイアンはそれほど点数が悪くないが、アプローチとパッティングがひどいのか。
逆にアプローチとパッティングは悪くないが、アイアンがひどいのか。
もっとも点数が高いアイテムから上達への取り組みを始めます。そして点数を減らしていきます。
おそらくラウンドのスコアは如実に良くなっていくでしょう。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」、一度にすべてを上達させるのは簡単ではありません。
同時進行で上達させたい気持ちはわかりますが、まずは優先順位を明確にして、確実にステップアップしていくことを考えましょう。
初心者の時期こそ有料のレッスンを受けてみてください
アイアンの項目にある3点は、極端なミスです。
原因はアドレスやスイングにあることは間違いありませんが、ひとつ確かなことは、基本から覚えることが多いということです。
他のアイテムのフルショットすべてにも通じることですが、トップやダフリやシャンクが多いのは、好不調の波というよりも、土台となる基本を体が覚えていない確率がとても高い。
どうすれば基本を身につけることができるか?
いちばん確実な方法はひとつ、適確なレッスンを受けることです。
「なんだ有料なのか…」と思われる方もいるかもしれません。ですが、長い目で費用対効果を考えると、じつは割安になるケースのほうが多いんですよ。
これは筆者の長いゴルフ歴で、さまざまなゴルファーを見てきた実感です。
初心者の時期にレッスンを受けた人のほうが、我流で練習を積み重ねた人よりも、上達のスピードが格段に早い!
レッスン自体は有料かもしれません。ですが考えてみてください、練習ボールとて無料ではありません。
30分のレッスンが3,000円だと仮定しましょう。
3,000円で何球練習できるかわかりませんが、両者を比べてみると得るものは比較になりません。レッスンのほうがはるかに効果的です!
アドレスの構え方、グリップの握り方、スイングの基本的な動きなどなど。
動画や雑誌の情報よりも、対面でのマンツーマンレッスンのほうが、確実性が高いのはもちろんですし、何よりも時間的効率が凄まじい!
まだレッスンを受けたことがない、という方、目からウロコですよ、ぜひ動いてみてください。
さいごに
ラウンドの結果を分析して課題を挙げると、90切り80切りへの道もみえてきますよ。
ですが、もちろん簡単ではありません。というよりも「なんとなく練習していけば」「ひたすら球を打てば」ではたどり着けないのです。
「コースマネジメント」「プレショットルーティン」などなど、覚えることや取り組むべきことがたくさんあるのです。
でも安心してください、ものすごい体力や体格を要するスポーツではありません。とくにスポーツの経験もなく、30代40代の年代でゴルフを始めた人でも、シングルハンデになった人は筆者の周りにもたくさんいます。
この記事をお読みになった人は、宜しければ定期的にご覧頂ければと思います。さまざまな知識をお伝えしていきますので。
一緒に頑張りましょう!
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