「ユーティリティーが苦手で…、ミスショットが多いし、使用頻度も減っちゃって…」
本記事は、上記のようなお悩みを持つゴルファーにお届けする内容となっています。
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ユーティリティーを苦手にしているゴルファーは少なくありません。でもラウンドでの使用頻度は高い。モデル数も増えてきていて、クラブセッティングの必需品にもなっています。
圧倒的な飛距離やロングパットをポンポン入れるには体力や才能が必要ですが、ユーティリティーが苦手な理由、センスや能力は関係ありません。秘訣は「ボールの位置」と「打ち方のイメージ」です。
ユーティリティーを苦手にしているゴルファーは意外に多い
「ユーティリティーが苦手で…」という人が意外に多い。
ゴルフ歴40年以上、ゴルフの業界に携わること20年以上、筆者の周りには老若男女のゴルフ仲間がたくさんいますが、ユーティリティーをクラブセッティングに入れていない人、入れていたとしても滅多に使わないというゴルファーが多いことに驚かされます。
結論から言えば、勿体ないの一言。ユーティリティーほど頼りになるアイテムはありませんからね。
理由はいくつかありますが、筆者が一番に挙げるのは「汎用性の高さ」です。
ティーショットもフェアウェイでも大活躍する貴重なアイテム
ユーティリティー(以下UT)は、ドライバー(以下DR)とフェアウェイウッド(以下FW)の次に飛距離を稼いでくれます。
ロフト角が19度前後であれば、近年「ショートウッド」と呼ばれる7番ウッドや9番ウッドくらいの飛距離は充分確保してくれます。
短いパー4でコースレイアウトにリスクがたくさんあれば(幅が狭い、左右にOBがあるなど)、無理にティイングエリアでDRやFWを振り回すことはありません。UTでティーショットをしてもグリーンを狙える距離に運ぶことができるからです。
と思えば、ティイングエリア以外のシチュエーション、フェアウェイでもラフでも活躍してくれます。
むしろ本業はコチラになるでしょう。150ヤードから200ヤードというロングレンジ。チョイスする番手も長くなりますし、このシチュエーションをいかに最小限のミスでしのげるか、18ホール全体のスコアメイクの観点でも、とっても重要性が高い。
22度や26度くらいのロフト設定があるモデルも増えています。
UTが誕生したきっかけは「ロングアイアンが難し過ぎる」ことでしたが、もはや役割はミドルアイアンの距離範囲。つまり使用頻度も登場した当時と比較にならないくらいに多くなっている。
まずは無難にフェアウェイに置きたいティーショットでも、できれば諦めずにグリーンをキャッチしたい長い距離のシチュエーションでも活躍してくれる。ラフだとFWは使いにくい、でもUTならば可能性が残る。
パターを除いたクラブセッティング全体のなかで、DRは欠かせない、ウェッジも欠かせない。優先順位としては、UTは次に来る。有り無しでスコアメイクは大きく変わる。コースマネジメントの質を上げて90切り80切りを達成していくためには、唯一無二といっても大げさではないアイテムに成り得たといっていいでしょう。
ユーティリティーに対するアドレスと打ち方の勘違い
ここまでの説明でUTの重要性は理解してくれたと思います。では、次に苦手意識をなくす方法をお伝えしましょう。
といっても、実にシンプルで難易度は低い。疑問符がつくでしょうが、ユーティリティーが苦手なゴルファーの皆さんに説明してあっさりと解決してきた実話なので、安心してください。
ユーティリティーは、フェアウェイウッドの仲間ではなく、アイアンの仲間だということ。
ユーティリティーには、厳密に分類すると、アイアン型ユーティリティーとウッド型ユーティリティーがあります。ただ、世のゴルファーのほとんどが認識しているユーティリティーはウッド型で、マーケットでの割合もウッド型が圧倒的に多いので、ウッド型で話を進めます。
ウッド型というくらい、ビジュアルはフェアウェイウッドに近い。フェース幅に差はないが、上から見たときのクラウンの面積がUTよりもはるかに大きい。ミスした時にロスを軽減してくれる寛容性の高さや、機能で球を上げてくれる性能などはFWのほうが上ですが、この形状と大きさがそれを可能にしてくれているのです。
そのせいか、UTはFWの延長線上にあるアイテム、と思っている人が多い。FWはカーボンシャフト、UTもカーボンシャフト、アイアンセットはスチールシャフト、というクラブセッティングの人が多いので、尚更かもしれませんね。
ただ、先にお伝えしたとおり、UTが誕生した理由は、ロングアイアンの難しさ。3番や4番アイアンの代打役、さらには昔は2番や1番もあったくらい。
ロングアイアン、最近見なくなりましたが、兎にも角にもひたすら難しい…。ちょっと芯を外せば飛距離も方向性も損なわれるし、そもそも球の高さを確保するのに一定のパワーが必要。筆者自身も使っていた時代はありましたが、絶好調の時しかナイスショットのイメージが湧かなかったくらい、ハードな記憶しかありません。
でも、諦めずにコースマネジメントを考えたい。長い距離でも簡単に打たせてくれるアイテムがあれば、というニーズから登場したのがUTなんです。
ユーティリティーを打つときはアイアンのイメージで
FWとの一番の違いは「クラブの長さ」。
各人気メーカーのFWとUTとアイアンセットの長さを比較するとわかりますが、同じくらいのロフト角であっても、FWのほうがUTよりもアイアンよりも長い。
UTよりもFWのほうがクラブの長さが長い。でもUTをFWと同じ感覚で打つとどうなるか。
ほぼ間違いなくトップします。ポコンという球が出ることもある。ボールの上っ面を叩いてしまうミスショットです。上手くフェースでとらえたとしても、凄いスライス球が出るでしょう。
理由はボールの位置。左足の内側、FWはDRの同じくらいの球の位置で構えます。払い打つようなイメージ。アイアンのように真ん中付近にボールを位置して、ダウンブローで打つイメージではありません。
でも、UTのクラブの長さはアイアンに近い、だからFWと同じ感覚で打つとトップのミスが出る。
アドレスでのボールの位置、今よりもボール1個から2個分くらい右寄りに置いてみてください。そして払い打つイメージではなく、ダウンブローの感覚で打ってみる。練習場で6番アイアンを打った直後にUTで試してみると即時に解決できると思います。
もし、これでもミスが出るとすれば、苦手意識が勝ち過ぎてアイアンと同じようなスイングができていない可能性が高い。球数をこなして、ナイスショットの数を上げていけば、コースでの実践でも自信を持って振ることができるようになると思いますよ。
さいごに
普通に握ってみる、短く握る、長く握る。軽く打ってみる、力強く打ってみる。
練習場で色々な打ち方とイメージを試してみると、意外な発見がありますよ。ボールの位置も同じく、ヘッドの軌道も同じく。
声を大にしてお伝えしたい。ゴルフにおける得手不得手の不得手には、才能やセンスは連動しません。得手にはセンスが関係しますが、不得手には個々に物理的な理由があります。
是非とも、不得手から逃げずに、好奇心旺盛になって情報収集をしてください。そして、色々と試してみてください。意外に簡単にコツを掴めるタイミングがあると思いますよ。
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