テーラーメイドのドライバー 歴代モデルから【名器】をさがせ! 飛距離アップとスライス対策で人気のモデルをご紹介

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みなさんこんにちは!ゴルフアドバイザーのテトリです

今回のテーマは、テーラーメイドのドライバー歴代モデルから名器をさがせ!

テーラーメイドのドライバーといえば、さまざまなカテゴリーで大人気となった名器と呼べるモデルがたくさんありますよね!

ウェイトチューニングによる弾道調整、つかまりの良さによるスライス対策、素材や製法の進化による飛距離アップ、高い慣性モーメントによる寛容性など、ドライバーに求める性能としては、つねにトップクラスの機能を搭載して、時代の先頭を走っている感があります。

今回は、各年代で代表格となったヒット作の中から、大人気だったモデルをご紹介します。

各モデルの中古品在庫と価格状況を【ゴルフドゥ公式サイト】でCHECKすることができます。興味をもったモデルがあれば是非検索してみてくださいね。

※本ページにはプロモーションが含まれています

テーラーメイドがトップクラス スライス対策や低スピンを可能にする弾道調整機能

いまではドライバーに搭載されるのが当たり前となったさまざまな弾道調整機能、歴史をさかのぼれば、ほとんどがテーラーメイド発祥といっても過言ではないほどです。

2000年代に発売されていた『R7』シリーズのブランドネーミングのときにはスクリュー式のウェイトカートリッジが搭載。

簡単にいえば、専用のトルクレンチでネジをクルクルまわして取り外しができて、ヘッド外周部で交換ができるウェイトができたんです。

しかも重さには種類があって、2gくらいから10g以上のものまで。

それまでは、ヘッドの外周部に鉛を貼ったりはがしたりすることでしかできなかった重量配分が、ヘッドに搭載された機能で調整できるようになったのです。

そして、2010年前後に発売された『R9』シリーズからは、脱着式スリーブが登場。

これは本当に画期的!

筆者自身、メーカーの新商品発表会におもむいて概要をきいたときに、「とうとうここまできたか…」と心底驚いたのを記憶しています。

ヘッドとシャフトを取り外して、ロフトやライ角を調整できるという驚異的な機能。

細かい理屈は各メーカーによって違いありますが、とにもかくにも、画期的なスリーブの存在はテーラーメイドがスタートさせました。

そして、『SLDR』では、取り外さずにスライドできるウェイトが搭載。

その後の『M1』シリーズからは、トゥ・ヒールの左右へのスライドだけでなく、ヘッドの前方後方へのスライドも可能にしました。

スクリュー式よりも手間がかからず、かつ微妙な調整ができる機能は、またしても各人気メーカーが追いかけていきましたので、これもテーラーメイドが元祖といってよいと思います。

他のメーカーにも少し違うタイプの『弾道調整』に類する機能はありますが、根本的な発想はテーラーメイドから始まっていて、追随するメーカーがマイナーチェンジをしている感は否めません。

ちょっとテーラーメイドびいきかもしれませんが、ことチューニング機能のジャンルに関しては、『圧倒的』という表現を用いても反論されるかたはいないのでは、と思えてしまうほどに常に業界を引っ張ってきた実績があるかと思います。

スライスに悩むゴルファーをサポートしてくれる「つかまり性能」のドライバー

初心者ゴルファーのみならず、長年のゴルフ歴をもつかたでも、スライスにお悩みのかたは多い。

ヘッドが開いたインパクトで、なおかつアウトサイドインの軌道が加わってしまうと、すさまじい右回転が始まってしまいます。

ただ、ヘッドの機能でスライス回転を皆無にすることは無理でも、かなりの度合いで軽減することは可能です。

先におつたえしたとおり、ヘッドの重心配分というチューニング機能のジャンルは最先端をいくテーラーメイドです。

数々のモデルシリーズが毎年のように発売されていますが、そのシリーズのなかで「インパクトでヘッドのつかまりを向上させる重心設定」のモデルを常にラインナップさせています。

コントロール性能重視、低スピン設定などのモデルと一緒に、スライス対策ともいえるタイプを同時展開してくれていますから、選択肢に困ることはありません。

もしかしたら、「ドライバーの悩みは?」という問いに対していちばん深刻な反応が多い「スライス」。

歴代モデルのなかには、きちんと高評価、大ヒットのモデルがラインナップされています。

ドライバーでもっとも欲しい性能は”飛距離アップ” このジャンルでもトップクラス

「ドライバーの悩み」というキーワードにフォーカスすると「スライス」というアンサーが多くなりますが、「ドライバーへの願望」というキーワードに変えると、やはり「飛距離アップ」がダントツのニーズになるかと思います。

少しでも遠くへ飛ばしたい。

セカンドショットのアイアンの番手が短くなりますからスコアにもつながるのはもちろんです。

ただ、ドライバーの飛距離は、練習やトレーニングの成果がでた「達成感」や、仲間よりも少しでも前に飛んだ「優越感」、そしてフルスイングでブン回してナイスショットが出てくれたときの「爽快感」など、ゴルフの醍醐味ともいえるさまざまな喜びにつながってくれます。

その意味で、ドライバーカテゴリーにおいて、世界の第一人者的なメーカーであるテーラーメイドが、飛距離性能の進化で他のメーカーの後塵を拝するわけがありません。

2007年のルール改正前は、高反発ヘッドの競争でも先頭にいましたし、2019年発売のモデルではルールギリギリの反発係数を可能にする『スピードインジェクション』。

そして、2022年にはフェースにカーボンを採用するというとんでもない発想でさらに飛距離をアップさせた『カーボンウッド』など、革新的なテクノロジーを次々に誕生させて、「飛ぶドライバー」というもっとも激しい競争のなかでも、つねにトップランナーの位置を確保しています。

テーラーメイドのドライバー歴代モデルからさまざまな性能で高評価の名器をご紹介

さて、ここからは、驚きの性能で、各年代において大ヒットとなったモデルをご紹介。

せっかく「名器」を知っても手に入らないのでは意味がない!

ということで、中古市場に在庫がある年代からのチョイスとなっています。

テーラーメイドは、グローバルモデルは毎年新作を発売しており、かつ大ヒットのモデルが本当に多い!

そのため、各モデルとも中古市場の在庫が豊富です。

タイプと性能と価格、それぞれのストロングポイントをチェックして、気になるモデルがあれば、あわせてご案内している在庫状況を調べてみてくださいね。

M1 460 2017モデル 

前後左右にウェイトがスライドする比類ないチューニング機能

M12017ドライバー

2017年に発売されたモデルです。

ヘッドのソールについているスライド式ウェイト機能。

前後と左右にウェイトを移動することができ、かつ、その幅が大きい。

ロフト調整と合わせて活用すれば、最大幅といってもよいほどの弾道調整機能となっています。

重心をフェースのすぐそば、ヘッドのより前のほうにもってくると、弾道が低くなります。逆に後方にもってくると高弾道になります。

重心をヒール寄り、シャフトに近いほうにもってくるとヘッドがターンしやすくなり、つかまりが良くなります。つまりスライス対策ですね。

逆にトゥ寄り、ヘッドの先端のほうにもっていくとつかまりが悪くなります。

フック回転がしにくくなるという原理です。

このウェイトスライドの機能は、この後の年代のモデルにも搭載されていますが、この『M1 2017』は幅が大きいことと、年式が多少前なので、中古品として比較的コストパフォーマンスがよいのが特徴です。

・弾道調整機能とは?どれだけ球筋が変わるの?

・チューニング機能が付いたコスパのよい品は?

上記2つのポイントでお探しの方におすすめのモデルです。

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M5

飛距離性能を飛躍的にパワーアップさせた『スピードインジェクション』

M5ドライバー

2019年に発売されたモデルです。

この年に発売された、テーラーメイド独自の飛距離アップのテクノロジー『スピードインジェクション』。

当時、ヘッドのフェース付近に注射でなにかを注入しているプロモーション画像が大きな話題となりました。

プロモーションの仕方では、キャロウェイとツートップですよねテーラーメイドは、本当に上手い!

テクノロジーの正体は、反発係数をルールギリギリに設定して、できる限り飛距離を伸ばせるヘッドにすること。

プロセスとしてはこうです。

まず、ルールを超えた高い反発係数のヘッドをつくります。

そして、フェースの内側に注射でジェルを注入します。

この作業で反発係数がさがり、ルールOKの数値となります。

ただ、注入しているので、もしかしたらルール違反になってしまっている品もあるかもしれない。

ということで、全数検品してから出荷する、というシステム。

ジェルの注入といい、出荷前の検品といい、「そこまでするのか…」と思えてしまうほどのオリジナリティ。

もちろん、出来上がったドライバーたちは机上の空論に終わらず。

しっかりと距離を出してくれて、しかも多少芯を外しても、距離も方向性も落ちないという、実にありがたい性能。

アスリートタイプとしてスライド式ウェイトが搭載された『M5』、さらにヘッドがコンパクトな『M5 TOUR』

そしてチューニング機能はないが、重心設定でつかまりの性能がアップされた『M6』

同年に発売されたすべてのモデルが大ヒットとなりました。

・テーラーメイドの2018年以前発売のモデルを使用している

・飛距離アップがなによりの願望!とにかく飛ばしたい!

このニーズをお持ちのゴルファーにおすすめのモデルです。

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SIMMAX-D

スライスを軽減!高いつかまり性能の「ドローバイアス」を意味する『D』のネーミング

SIMMAX-Dドライバー

スピードインジェクションが搭載された翌年、『M5』『M6』から『M7』『M8』になるかと思いきや、さにあらず。

数年続いてファンに根付いた『M』シリーズのブランドネーミングをガラッと変えて登場したのが、『SIM(シム)』というブランドです。

それまでのテーラーメイドのらしさともいえるヘッド形状をガラッとかえて、ヘッド後方下部を巨大化。

ここにヘビーウェイトを搭載することで、高弾道低スピン、さらに高慣性モーメントを実現するという機能。

ネーミングもわかりやすいラインナップに移行。

スライド式ウェイトがついたもっともアスリートタイプの『SIM』

ウェイト調整が搭載なし、スタンダードな位置づけの『SIMMAX』

さらに、重心をヒール寄りに設定して、見た目もネーミングもスライス対策というテイストが一段とわかりやすくなった『SIMMAX-D』

前作から引き続きスピードインジェクションは搭載されて、寛容性も上がったこのシリーズ。

前年発売シリーズにつづき、ヒットが継続しました。

・スピードインジェクションによる飛距離アップとスライス対策の機能が欲しい

というゴルファーにおすすめです。

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STEALTH(ステルス)

チタンからカーボンへ。フェースにカーボンを採用した『カーボンウッド』という革新的なテクノロジー

STEALTHドライバー

2022年に発売されたモデルです。

ドライバーのフェースにカーボンを採用するという、それまでは考えられなかったとんでもないテクノロジー。

カーボンの特徴は軽くて強度が大きいところです。

つまり、メリットを大いに活用すれば、フェースの面積を拡大しても重くならず、それどころか軽くなるので、その分余った重量を最適配分という原理で、ヘッドの後方部にもっていったり、ドローバイアスを強くするべくヒール寄りにもっていったり。

なにしろ、ドライバーの機能としてやりたかったことが、カーボンフェースのおかげで、次々に可能になっていったという、文字通り革新的なテクノロジーが誕生してくれたのです。

実は、テーラーメイドとしては、カーボンをフェースに採用するという試みを以前にもチャレンジしていました。

ただ、そのときも性能面としては前進することはできたのですが、カーボン特有のデメリットが露骨にフィーリング面に影響したのが大誤算。音と打感が最悪だったのです。

当時、「びっくりするほど曲がらない」という評判と「なんだこの音は」という悪評が共存していたのを記憶しています。

そこから、数年の開発をかさねて、とうとう世にでてきたのが、この『STEALTH』

翌2023年には2代目となる『STEALTH2』が発売。

スライド式ウェイトが搭載されたアスリートタイプの『STEALTH PLUS』

スタンダードな位置づけの『STEALTH』

そして、ドローバイアスがきいた『STEALTH HD』

3つのタイプがラインナップ。

2代目は、ネーミングに2がついたスタイル。

2024年にはさらなる新作が発表されていますので、初代STEALTHは中古市場でもかなりお買い得をなっています。

・カーボンウッドの威力を実感したいかた

・できるかぎり最新最大の機能を満喫したいかた

おすすめです。

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まとめ

今回ご紹介したシリーズは、特別に突出した性能をもっているとか、スペシャルな大ヒットをしたわけではありません。

テーラーメイドは本当にハズレが少ないメーカーなんですよ。

そのなかで、年代別に登場したテクノロジーたちが搭載されたモデルとしてご紹介した次第です。

そして、もう一点。

テーラーメイドには、日本市場限定で展開している軽量タイプの人気ブランド『GLOIRE(グローレ)』があります。

ダンロップのゼクシオの対抗馬として、独壇場になるのを阻止してきたブランドですが、初代発売から10年以上の歴史をもつほどになったので、こちらは別シリーズとしてご紹介する予定です。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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