単品のウェッジを買いたいけど、2本そろえたほうがいいのかな?初心者にも使えるようなやさしいタイプのおすすめモデルは?
本記事は、上記のようなお悩みをお持ちのゴルファーにお届けする内容となっています。
みなさんこんにちは!ゴルフアドバイザーのテトリです!
※本ページにはプロモーションが含まれています
ゴルフを始めて間もない人、100切りを目指している初心者ゴルファーに、過去に人気メーカーから発売された高評価モデルの中から、1万円以下で買えるウェッジをご紹介します
独断と偏見で選んだ5つのモデルをご紹介する前に、初心者の人から聞かれることが多い、いくつかのご質問をリストアップしました。
購入する前に、ウェッジの基本的な知識として、参考にしてくださいね。
Q:単品ウェッジで人気のあるメーカーやブランドはありますか?
タイトリストやクリーブランドなどの人気メーカーがあり、ボーケイなどの大人気ブランドもあります
ゴルフクラブといっても、ドライバーやアイアンセットなど、いくつかのアイテムがあります。
そしてアイテムごとに人気が高いメーカーが存在していて、さらには一定の人気を長い期間にわたり継続しているブランドもあります。
独断と偏見で選んだウェッジの人気メーカーは、次のTOP7です
| メーカー名 | ブランド名 | |
| ① | タイトリスト | VOKEY DESIGN |
| ② | クリーブランド | RTX・RTZ |
| ③ | フォーティーン | RM・DJ |
| ④ | PING(ピン) | GRIDE |
| ⑤ | キャロウェイ | JAWS |
| ⑥ | テーラーメイド | MILLED GRIND |
| ⑦ | キャスコ | Dolphin |
中でも、ブランドとしてトップに君臨しているのは、タイトリストの『VOKEY DESIGN(ボーケイデザイン)』。
モデル名は『SM(スピンミルド)シリーズ』。
この記事配信の時点では、10代目となる『SM10』が発売中ですが、中古のマーケットでも過去のシリーズの在庫が圧倒的な存在感になっています。
アスリートタイプのモデルになるので今回のおすすめモデルには入っていませんが、ぜひ覚えてくださいね。
Q:初心者の時期、単品ウェッジを2本入れたい、おすすめのロフト角度は?
アイアンセットとの連系とラウンドでの活用を考えると、50度と56度がおすすめです
ウェッジの本数に正解はありません。それは14本(パターを除けば13本)全体のセッティングによって本数の違いが生じるからです。
アイアンセットのピッチングウェッジ(以下PW)のロフト角が何度なのか。
モデルによって大きな差があります。
ダンロップの最新モデルを参考例にしてみましょう、コチラをご覧ください。

同じ番手でも全然違いますよね。③のモデルの場合はセット組みされているサンドウェッジをそのまま使う方がおおいかもしれませんが、②のモデルでは単品ウェッジを組み合わせる人も多い。PWの次に何度の単品ウェッジを入れるのか?
無制限に本数を入れることができれば問題はないのですが、フェアウェイウッドやユーティリティーを充実させると、必然的にウェッジの本数は少なくなってしまいます。
あなたが「100を切り90を切り」という中級者のステップに進んだときにはプレースタイルも明確になってきて、「ロングレンジを優先したセッティングにするか」「ショートレンジを優先してウェッジの本数を多くするか」、選択を迫られる時がくると思います。
その時までは、まずは、50度と56度のウェッジをセッティングしてみてください。
初心者の時期でしたら、距離の面でも、グリーン周りのアプローチでも、スタンダードな役割を果たしてくれると思いますよ。
Q:初心者でもタイトリストのボーケイとかフォーティーンのRMとか使えますか?
フルショットでも使うことを考えるとキャビティタイプのウェッジがおすすめです
先ほどもご紹介した、タイトリストの『ボーケイデザインSMシリーズ』を筆頭に、スピン性能に優れているモデルや、シチュエーションに応じたウェッジショットを可能にしてくれる設計になっているモデルは数多くあります。
ですが、シンプルにコンセプトを表現すると「コントロール性能重視」。
「やさしさ」を意味する寛容性の性能を考えるならば、キャビティ構造のヘッドのほうが優れています。
フルショットでも使うことを考えると、「やさしさ」って大事なんですよね。
すこしミスをしたときに、ミスをミスに感じさせない寛容性の高さって、ラウンドの現場では本当に助かる機能だと思います。
ベストスコアが100を切り、やがて90を切り中級者になって、というタイミングのどこかで必ずアイアンセットを買い替えるときがきます。
その時に、ボーケイなどのスピンタイプの本格派のウェッジ、セッティングに入れてみましょう。
Q:ウェッジ2本体制にするときモデルは同じのほうがいいですか?
ヘッドデザインやフォルム、打感や打音などのフィーリングも含めて同じモデルをオススメします
今回おすすめしているロフト角、ウェッジの50度と56度で考えてみましょう。
フルショットで使う場面、50度で打つか56度で打つか悩んでから50度を打つとします。
違うモデルをセッティングしてしまうと、微妙なフィーリングの違いに、無意識にアジャストする作業が生じてしまうのです。
同じモデルのほうが、なんの違和感も生じませんし、ひとつ無駄な作業が減ります。違うモデルにするだけでミスの可能性を増やしてしまうのです。
この考え方は、ウェッジに限りません。複数の本数を入れる可能性があるフェアウェイウッドやユーティリティーにも通じていえることです。
活躍するシチュエーションがちがえば求める特徴にも違いがあって然るべきですが、ロフト角度が違うだけ、番手の違いがあるだけでしたら、同じアイテムには同じモデルをオススメしたいと思います。
Q:ウェッジのロフト角度別の飛距離はどれくらいですか?
ヘッドスピード40の場合で50度が約90ヤードで56度が約75ヤードです
今回推奨しているロフト角度は50度と56度ですから、ヘッドスピード別の飛距離をご説明しました。
ひとつ要注意。ウェッジでのフルショット、といっても体全体を使って「ようし!飛ばしてやろう!」というスイングはしないでくださいね。クラブそのものの長さが短いですし、そもそも飛距離も求めるアイテムではありませんからね。
大事なのは方向性、そして狙った距離に落とすことと止めることです。
ドライバーのスイングの大きさを10割とするなら、ウェッジでは7割か8割でいいと思いますよ。この調節が上手くいくと、ショートレンジが得意になるかと思います。
ウェッジのフルショットで大事なのは「確実性」と「距離感」です。ぜひ覚えておいてくださいね。
Q:ウェッジの装着シャフトはどれを選べばいいですか?
アイアンセットと重さを連系させるのは必須です。初心者の時期はスチールシャフトをオススメします
アイアンにはスチールシャフト、ウェッジにはカーボンシャフト、この組み合わせが一番NGです。
ウェッジはアプローチで多用します。アプローチはストロークの振り幅が小さいので、あまりに軽いと手先で振れてしまい安定感を欠いてしまうんですよ。
フルショットでも使う場面があるので重過ぎもNGですが、基本的にはスチールシャフトを推奨します。
このあとにおすすめモデルをご紹介しますが、すべてオススメの装着シャフトでマーケットのご案内もしていますので、参考にしてくださいね。
1万円以下で買えるウェッジのおすすめ中古モデル5選をご紹介
ここからは、1万円以下で買えるウェッジのおすすめ中古モデルをご紹介します。
キャビティ構造になっている「やさしさ重視」のコンセプトになっていると同時に、今回はコストパフォーマンスにも一目置いていますから、必然的に年式も古くなります。
いちばん古い年式で2013年発売のモデルです。
比例して中古マーケットの在庫も豊富ではありませんので、気になるモデルがありましたら、【ゴルフドゥ公式サイト】の在庫&価格状況もご案内していますので、ぜひ早めにCHECKしてみてくださいね。
※在庫量が稀少な品が多いので売り切れ御免でご容赦ください。
①クリーブランド CBX

ロフト角:50度・56度
2017年に発売されたモデルです。
ソール幅も広く、多少ダフってもソールが滑ってくれて球を運んでくれる。そんなイメージが外観から伝わってくるモデルです。このシリーズがマーケットに出たときには「さすがクリーブランド」と思ったものです。とにかく多様性をとらえた性能を世に送りだしてくれる。
ウェッジに求めるのはスピン性能だけではありませんからね。とにかくミスを最小限にしてくれて、アプローチを1パット圏内に寄せたい。その願いに高いレベルで応えてくれるウェッジかと思いますよ。
②キャスコ ドルフィンウェッジ DW-113

ロフト角:50度・56度
2013年に発売されたモデルです。
独特なヘッドデザインでウェッジのマーケットに驚きをもたらした「ドルフィン」ブランド。
このコンセプトは見事のひとことです。ミスをしてもソールが助けてくれる。
ただ上級者には使えません、フェースの開閉には難がありますからね。
初心者の時期、アプローチが苦手な人に、知ってもらいたいモデルのひとつです。
③フォーティーン DJ-33

ロフト角:50度・56度
2017年に発売されたモデルです。フォーティーンのウェッジ歴代モデルのなかでは、「DJ」というブランドネーミングは「やさしさ重視」のコンセプトになっています。
「歴代」という表現を使うくらい、モデル数が多い。それだけマーケットのニーズが高いということですね。
フォーティーンのウェッジ、長いゴルフ人生のなかでは、一度は使ってみて欲しいブランドのひとつですよ。
④クリーブランド CFX

ロフト角:50度・56度
2019年に発売されたモデルです。
このモデルで、「やさしいウェッジ」は完全に市民権を得たといってもイイでしょう。
このあとに『CVX』(2022年発売)が発売され、さらには『CVX2』(2024年発売)まで続くのですから、ありがたい限りです。
⑤フォーティーン DJ-4

ロフト角:50度・56度
2019年に発売されたモデルです。
「やさしいウェッジ」の存在感は、フォーティーンブランドでも同様です。
『DJ-22』から『DJ-33』へ、そして『DJ-4』へ。このあと2021年に発売された『DJ-5』は圧倒的な販売を記録します。
もはやマイナーなモデルではありませんよね。
100%のスピンコントロールよりも、寛容性の高さへの期待値が高いことが完全に証明された時期です。
さいごに
ドライバーでは飛距離を方向性が求められます、そしてアイアンには方向性と距離感が求められます。
ですが、ドライバーでミスをしてもアイアンでミスをしても、ウェッジがカバーリングしてあげればスコアは保てます。その役割はパッティングも同じといえるでしょう。
いちばん困ったときに自分を助けてくれます。その意味では、ウェッジには最大限の感謝をしましょう。初心者の時期、まずは妥協のないチョイスが大事です。
ぜひ慎重に、でも楽しみながら選んでくださいね。
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