「これからゴルフを始める初心者だけど、クラブの選び方とか揃え方、セッティングがわからない」
「ゴルフクラブは高額、コスパを考えると中古のモデルが欲しい。おすすめのモデルは?」
みなさんこんにちは!ゴルフアドバイザーのテトリです
今回のテーマは「おすすめクラブセッティング」、上記のようなお悩みをもつ初心者ゴルファーに推奨するセッティングをご紹介します。
フォーカスするポイントは次の3つ。
①ドライバーやアイアンセットやフェアウェイウッド、何を何本そろえればいいのか?
②ヘッドスピードによって選ぶモデルは違うのか?
③中古といっても年式によって価格はどれくらい?総額はいくらくらいなのか?
ひとつひとつご説明したうえで、その後には、具体的な「おすすめクラブセッティング」をご紹介しますので、あわせてご覧くださいね。
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ドライバーからアイアンセットまで「どんなアイテムを何本揃えればイイ?」
そもそも、何を何本、どんな揃え方をすればイイのか?
初心者の人にとっては、最初の悩みどころですよね。
理由と補足説明は後から、として、まずは結論からお伝えします。
これからゴルフを始める人、初心者ゴルファーにオススメしているセッティングの構成がコチラです。
ルール上(ゴルフには世界共通で定められているルールがあります)は、ラウンドで使うクラブの本数は、上限で14本と決まっています。
そのため、ある程度のゴルフ歴を重ねた人は、キャディバッグの中に14本のクラブを入れている人が多い。
ですが、初心者の時期は別です。
まずは、さまざまなアイテムを練習しながら、そしてラウンドで使いながら、慣れていくこと。
あなたの周りにいるベテランの人や上級者の人にアドバイスを仰いだとしたら、オススメの内容が異なるかもしれません。
「最初はドライバーとアイアンセットだけでイイ」「アイアンはハーフセットでイイ」「フェアウェイウッドとユーティリティはいらない」などなど。
たしかに、練習場に通いだした最初のころは、アイアンでスイングを作りあげていく作業になります。使用する番手も、ピッチングウェッジとか7番アイアンとか。
そして、「いよいよコースデビューだ!」という時も、アイアンは「ハーフセットではプレーできない」ということはないかもしれません、なんとかなります。
その意味では、ハーフセットでも事足ります。
ですが、この選択肢の本質は、あなたが「ゴルフを続ける気持ちがあるかどうか」という点にいきつきます。
もし、「ちょっとやってみたら飽きるかも」ということでしたら、ハーフセットでもいいかもしれません。いきなり初期投資に高値を費やすのは、(おおげさな表現ですが)リスクがありますからね。もしかしたらもったいないことになってしまうかも、という考えは必要かもしれません。
ただ、「いや、結構気合いが入っている、真剣に始めてみたい!」ということでしたら、ハーフセットの選択は、断然オススメできません。
最初のころはイイでしょう。ですが少しでも慣れてきたら、上達してきたら、間違いなく買い替えることになるのです。
ハーフセットで長年ゴルフを続けている人は、一人も見たことがありません。
スコアが良くなるほどに、アイアンの番手別での距離の打ち分けは必須になります。
その意味では、ハーフセットでは無理。かならずフルのセットが必要になります。
それに近い意味でも、フェアウェイウッドとユーティリティ、各1本はセッティングすることを推奨します。
たしかに、初めてのラウンドでは使う確率は100%ではないかもしれません。
ですが、いずれ必ず使う時が来ますし、使いこなすのが早ければ早いほど、スコアアップにもつながっていきます。
練習場に行き始めて、スイングの基本を覚えていく時期は、おもにアイアンがイイと思います。他のアイテムとしてはドライバーから慣れていくのが、いちばん適格なプロセスかと思います。
ただ「少しスイングの精度も上がってきたかな」という時期がきましたら、フェアウェイウッドとユーティリティも打ち始めてくださいね。
とにかく慣れが大事です。「初心者の時期、フェアウェイウッドはむずかしいよ」と言ってくる人もいるかもしれません。ですが、打ってみなければ得意も不得意もありません。
とくに、ユーティリティ。打てるようになれば、ラウンドのときに、こんなに頼りになる相棒はいないんですよ。本当にオススメです。
ヘッドスピードによって選ぶクラブやモデルは違うのか?
コチラでも結論からお伝えしますね。
ヘッドスピードによって、オススメするクラブはまったく違います。
話を拡げると、ヘッドスピードだけでなく、スイングのタイプによっても推奨するモデルが変わってきます。
ゴルフでスコアを造り出すのは「飛距離」と「方向性」です、それに尽きます。
「ドライバーショットで遠くへ飛ばす」という意味だけではありません。アイアンでは狙った距離へ落とす、さらには止める。ウェッジでのアプローチショットも、グリーン上でのパッティングも、すべての最終目標は「カップイン」です。
そのために「狙った距離と方向へ打つ」作業を繰り返す。
その最適解を導き出すためには、ヘッドとシャフトのさまざまな要素が、あなたのヘッドスピードやスイングと、より高いレベルでマッチングしている必要があります。
ゴルファーのタイプは、十人十色どころではありません。ですから、それに合わせるべく、ゴルフクラブのマーケットには、無数のモデルがあって、さまざまなタイプがあります。
ただ、ある程度のカテゴライズはされていますし、その中から選び出す作業からスタート、と思ってもらえれば、そんなに窮屈な作業ではなくなるかと思います。
コスパに優れた中古市場 質も量も充実しているゴルフクラブ業界
世界や日本国内に、数多あるゴルフのメーカーは、1年や2年の周期で新しいモデルを発売します。いまやゴルフ業界はとても充実していて、巨大なマーケットがあり、さらに拡大している感さえあります。
そうなると、必然的に「中古市場」というマーケットも充実しますよね。
NEWモデルと違うのは、性能です。最新モデルほど進化したパフォーマンスを見せてくれることは間違いありません。中古モデルのほうが、飛距離や方向性のパフォーマンスで、やや見劣りしてしまうのは確かかもしれない。
ですが、その分、コストパフォーマンスでは圧倒的に勝っています。
とくに、この数年で新作クラブはかなり高額になりました。
ドライバー1本の定価が10万円近いのはスタンダードとなっているくらいです。
対して、中古モデルであれば、発売して5年経過したモデルであれば1万円台や2万円台の品を見つけることができます、それも豊富な在庫を有しているくらいです。
あとは、あなたのヘッドスピードやスイングのタイプに合ったモデルたちを、マーケットからチョイスして、セッティングしていく作業です。
ここからは、いくつかのポイントに沿って、「おすすめのクラブセッティング」をご紹介していきます。
①ヘッドスピード35~40m/sのゴルファーへのおすすめセッティング
それぞれの「おすすめセッティング」で記載しているモデルは、中古市場【ゴルフドゥ公式サイト】の在庫状況もご案内しています。あわせてご覧ください。
①ー①ゼクシオでそろえる総額10万円未満のセッティング
まずはセッティングのご紹介です
ここからは各アイテムのご説明と中古市場の在庫状況などをお伝えしていきますね。
①ー①ドライバー:ゼクシオ12
2021年発売のモデルです。
2024年現在の現行モデルは『ゼクシオ13』。コチラでおすすめする『ゼクシオ12』は前作になりますね。
合計金額10万円という設定ですが、ドライバーは高額なモデルをチョイスしました。
先にもお伝えした「飛距離」と「方向性」。とくにドライバーというアイテムに関していえば、最新の性能は魅力的なのです。
中古市場の在庫状況
①ー①フェアウェイウッド:ゼクシオセブン
2011年発売のモデルです。
年式がいっきに古くなりました。なにせ合計金額は10万円未満という設定です、ドライバー以外のアイテムでは、コストパフォーマンスを優先させました。
ですが、天下のゼクシオです。10年以上前に発売されたモデルとはいえ、決して劣悪ではありませんし、初心者に人にもオススメできる、優れたパフォーマンスを期待できるモデルです。
中古市場の在庫状況
①ー①ユーティリティ:ゼクシオセブン
フェアウェイウッドと同じく2011年発売のモデルです。
通常、ユーティリティは年式の古さに比例して中古市場の在庫が少なくなります。
ですが、そこはさすがゼクシオブランド、選べるだけの在庫を有しています。
あとは状態のイイものが見つかるかどうか。ユーティリティとはいえ、ヘッドの見た目、クラウンのキズなどは気になりますからね。
中古市場の在庫状況
①ー①アイアンセット:ゼクシオセブン
こちらも同じ年式のシリーズです。この年代では、アイアンの番手構成が6番からではなく、5番からのセットが多くなっています。
ただ、近年では少なくなってきている「サンドウェッジ(SW)までのセット」が在庫を残しているところが助かります。先ほどお伝えした推奨セッティングでは、PWまでのセットと単品ウェッジ2本になっていましたが、こちらでは一緒にそろえられるSWまでのセットをオススメとしました。
中古市場の在庫状況
時期限定(2024年8月時点)での参考価格最安値、合計金額の一覧です
ゼクシオブランドとはいえ、どのアイテムも在庫豊富とは言えません。
興味をもった人は、是非早めに検索してみてくださいね。
①ー②PINGでそろえる総額10万円~20万円のセッティング
まずはセッティングのご紹介です。
ここからは各アイテムのご説明と中古市場の在庫状況などをお伝えしていきますね。
①ー②ドライバー:G430HL MAX
2023年発売のモデルです。公式には現行モデルとなりますね。
モデルネーミングの『HL』はPINGが世に送りだした「軽量タイプ」というブランドネーミング。
軽量シャフトを装着すれば軽量級の総重量もありましたが、意外に「軽量タイプですよ!」というモデルがなかったのです。
満を持して発売したくらいですから、一級品の軽さです。標準装備の純正シャフト『フジクラスピーダーNX45』が装着されて、クラブ総重量がなんと274g!
ヘッドの性能は言わずもがな、高い慣性モーメントゆえの高い寛容性はもちろん、この『G430』世代からは飛距離性能の評価もグンと上がっています。
中古市場の在庫状況
①ー②フェアウェイウッド:G425SFT
2020年発売のモデルです。
ドライバーのひとつ前の代になりますね。
そしてモデルネーミングの『SFT』は「ストレートフライトテクノロジー」の略、すなわちスライス対策、「ドローバイアス」の機能が強化されているモデルということ。
フェアウェイウッドはドライバーに比べると、ややむずかしいイメージがあるかもしれません。とくに初心者の時期には「フェアウェイウッドか…打てるかな…」という不安要素にすらなりかねない。
その意味では、この『G425SFT』、ミスヒットを助けてくれる寛容性も、オートマチックに球を上げてくれる低重心設定も天下一品です。
装着シャフトは、この年代までの軽量タイプ『ALTA DISTANZA(アルタディスタンザ)』をチョイス。
中古市場の在庫状況
①ー②ハイブリッド:G425ハイブリッド
フェアウェイウッドと同じ年式の同じシリーズです。
ハイブリッドには「SFT」などのネーミングはありません。ただPINGのハイブリッドは本当に評価が高い!
ミスヒットをしたときのサポート力が、とくに優れていますから、ロングレンジを打つアイテムとしては頼りになります。
中古市場の在庫状況
①ー②アイアンセット:G710
2020年発売のモデルです。
PING自慢の飛び系アイアンですが、ブラックパール仕上げの精悍なテイストが大人気となり、発売直後は生産が間に合わず入荷待ちが続出したほどです。
もちろん話題性だけではありません。性能の評価もよく、中古市場でもまだまだ高値がついています。
番手としては、7番から。PING独自の番手名称として、アプローチウェッジ(AW)の代わりにUWという番手になっています(すみません…読み方はわかりません…)。
中古市場の在庫状況
時期限定(2024年8月時点)での参考価格最安値、合計金額の一覧です。
ドライバー以外は、中古市場の在庫、豊富とは言えない状況です。
こちらのモデルたち、興味をもった人は早めに検索してみてくださいね。
①ー③キャロウェイでそろえる総額10万円未満のクラブセッティング
まずはセッティング全体像のご紹介です。
①ー③ドライバー:EPIC MAX FAST
中古市場の在庫状況
2021年発売のモデルです。
『EPIC(エピック)』というブランドネーミングでは3つめのシリーズになりますが、どの代も高い評価をえているブランドになりますね。
とくに、この前の代から登場した「MAXFAST」という名称。いわゆる「軽量タイプ」として位置づけられるネーミングになりますが、このあとキャロウェイから発売されるグローバルモデルにはほとんどラインナップされているほど、一定の人気を確保しているカテゴリーになります。
キャロウェイ独自のテクノロジー『ジェイルブレイクテクノロジー』が誕生してからは、「ボール初速アップ」という飛距離アップのためのファクターはキャロウェイの代名詞といってもイイほどに浸透しています。
シニア世代のゴルファーの皆さんにとっては期待感満載、「軽量タイプ」と「ボール初速アップ」機能のコラボ。本当にオススメだと思いますよ。
①ー③フェアウェイウッド:ROGUE STAR
中古市場の在庫状況
2018年発売のモデルです。
前年、2017年に発売された『GBB EPICSTAR』というドライバーに『ジェイルブレイクテクノロジー』が搭載されて一躍大ヒットブランドへと駆け上がっていきましたが、『EPIC』ブランドには、ややアスリートテイストが濃いブランドイメージがありました。
そこで、翌年に登場したのが、この『ROGUE』ブランド。ドライバーはシャローフェースになっていて、ビジュアルでもアベレージテイストを強調しているのがよくわかるモデルとなっていました。
そのシリーズの一角に配された、この『ROGUE STAR フェアウェイウッド』。
実は、『EPICSTAR』にもフェアウェイウッドはあったのですが、いわゆる「2本の柱」は搭載されていなかったので、フェアウェイウッドとしては初搭載となるモデルです。
高弾道などの機能、そして飛距離の性能、どちらをとってもオススメのフェアウェイウッドですよ。
①ー③ユーティリティ:ROGUE STAR
中古市場の在庫状況
フェアウェイウッドと同じ年式の同じシリーズです。
ユーティリティこそ、「やさしさ」というキーワードが欲しいアイテムですよね。ティーショットでも使いますし、フェアウェイからのロングレンジのショットでも活躍してほしいアイテムです。
もうひとつ、フェアウェイウッドと同じ年式にした理由は、装着シャフトのフィーリングをそろえられるところ。
コレ、結構大事なんですよ。とくに、FWとUTは使う距離が近いですから、スイングの大きさも近いので、スペック的な連動性が必要です。
もし、FWやUTに慣れていって、クラブセッティングを拡大していくようでしたら、シャフトの連動性は、重要なポイントとして是非とも覚えておいてくださいね。
①ー③アイアンセット:ROGUE STAR
中古市場の在庫状況
FWとUTと同じ年式のシリーズです。コチラはコストパフォーマンスを優先してチョイスしました。
アイアンセットは本数が多いこともあって、ゴルフクラブのなかでは高額品に入ります。
だからといって、無名ブランドの品や、かなり古い年式のモデルを選んでしまうと…、という視点がありますから、是非ともコチラのおすすめモデルはご参考にして欲しいと思います。
さて、このモデルのロフト設定をお伝えしておきましょう。5番が21度、7番が27度、PWが41度という設定、典型的な「飛び系」アイアンです。
「飛び系」モデルに多いセッティング、ウェッジが4タイプありますね。
通常はPW➡AW➡SWという設定ですが、AWとSWの間にGWがあります。
コチラの「おすすめセッティング」でもSWまでそろっていますから、単品ウェッジを追加することはありません。そのままコースデビューまでいけますよ。
それでは、このおすすめセッティングの、時期限定(2024年8月時点)での参考価格最安値、合計金額の一覧です。
ドライバーとフェアウェイウッドは、中古市場の在庫、比較的豊富ですが、ユーティリティとアイアンセットは稀少な状況です。
こちらのモデルたち、興味をもった人は早めに検索してみてくださいね。
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